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フランス中世の歴史を訪ねて(2)ランス Reims
ブルターニュ地方のお話の前に、中世の歴史には、重要な意味があるランス Reims のお話です。
ランスは、パリからTGVで45分で行かれるシャンパーニュ地方の都市です。
シャンパーニュというからには、そうです シャンパン醸造で有名ですね!町の酒屋さんも、この通りの品揃えです。
シャンパンにもこんなに種類があるとは、びっくりしました。
また、ここランスで忘れてはならないことは、ノートルダム大聖堂で25人のフランス国王の戴冠式が行われたことです。
中世当時、ランスで戴冠しなければ正式な国王ではない、と言われました。
その中には、ジャンヌ・ダルクの活躍で国王になったシャルル7世(1429年)もいました。
ジャンヌ・ダルクは今でこそ有名ですが、彼女の活躍した時期はほんの2年足らず。
その後は、若干19歳で「魔女」と呼ばれ、処刑されてしまい、表舞台に現れるまで、約400年間、見向きもされなかったという悲劇のヒロインでもあります。
このジャンヌダルクを評価し、表舞台に立たせたのは、ナポレオン・ボナパルトです。
ちなみにパリのノートルダム大聖堂で戴冠したフランス王は、1人だけですが、それが彼でした。
ところで、このランスのノートルダム大聖堂を登ったときのこと・・行きはよいよい、帰りは足ガクガクで、300段以上の螺旋階段を思い出すだけでぞっとします。ただ、眺めはこのとおり! 文句なくすばらしいものでした。
隣にはトー宮殿があり、そこには当時の戴冠式で使われた王冠などが展示されていますので、こちらもお見逃しなく!
さて次回は、来年になりそうですが、ブルターニュのお話に戻りたいと思います。
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